薪割り機2012年11月21日


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いよいよ、落葉かきのシーズン。

雑木林では、コナラやクヌギ、イヌシデなどの落葉が地面に毎日降り注いでいます。これからの数カ月、せっせと落葉をかいて、腐葉土づくりの日々です。時には子どもたちと、時にはご年配のボランティアの方々と。溜めた落葉は腐葉土となり、カブトムシの幼虫たちのご馳走になります。

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落葉が積もっている地面は暖かそうなのですが、それは表面だけのこと。地面は濡れた落葉で冷たく湿っています。落葉をかくと、地面に太陽の日が射し、地温が高くなることで植物たちが活動をはじめます。

腐葉土を作るために落葉をかくことが、カブトムシや野草の生息環境を作っているのです。

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また、冬は森の若返りをするための伐採シーズンでもあります。みんなで大きなノコでゆっくり切り倒し、シイタケの菌を打ったり、薪を割ったり、やることが沢山です。

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先日の町田の活動では、子どもたちは薪割りにチャレンジしました。とはいっても、一人でやるのは5年生以上。斧を持たせ、自分が後ろから手を携え、狙うところや足の位置を確認したあと、一人で振り下ろします。簡単なようで狙いが外れて割れません。スイカ割りじゃあるまいし、両目を開けてても外してしまう。それでも、時々うまく薪が割れたときには、とびきりの笑顔が弾けています。それにしても、1回斧を振り下ろすのに3分くらい時間がかかってしまい、埒があきません。

 

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今年も伐採する時期が来てたので、とうとう「薪割り機」を購入購入しました。

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とても軽い手押しの油圧シリンダーを伸ばし、薪を割る。シンプルだけど、斧を使うより安全で疲れず、しかも簡単。こういう機械に子どもは夢中になります。これで作業効率が一気にアップすることでしょう。きっと。。。

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13日の木曜日から15日の土曜日まで、東京ビックサイトで行われる、エコプロダクツ展2012にて、活動紹介と、この機械で薪割り体験してもらうブースを出店します。

時間があったら、是非お越しいただき、広い会場内からこの薪割り機を見つけ出してください。とびきりの笑顔でお出迎えします。