2013年から、荒れて笹藪の中に不法投棄の場だった埼玉県見吉町の里山で、
暑い日も、雪が降る時も、来る日も来る日も親指ほどの太さの笹を刈り払い、
不法投棄のゴミの山を片づけてきました。
その結果、今年の春、やっと活動の成果が見えてきました。
笹藪で気付かなかった野草や、陽が差し込まず、土の中で眠り続けた種が目覚め、
色んな野草が顔を出してくれるようになりました。
春先、フデリンドウやウラシマソウの群落に喜んだと思ったら、希少となったラン科の
シュンラン、キンラン、ギンラン、サイハイラン、そして、とても珍しいトンボソウと、
ラン科だけで5種も狭い林で咲き始めました。
その他、春から梅雨の時期にかけ、毎回活動地では、色んな野草が咲くようになりました。
キツイ作業を延々としたご褒美を頂いた気分で、作業をした仲間と喜びを共有しつつ、
この地の里山としてのポテンシャルの高さにも驚いています。
夏から秋にかけて咲く野草も顔を出し始めています。
嬉しく、多くの人に知ってもらい、喜びを共有したいのですが、あまり公表すると、
心無い方が盗掘していかれるのがジレンマです。
せっかく咲き始めた野草を絶やさないため、これからも気を引き締めて活動を進めます。
関心のある方、是非、一緒に活動して喜びを分かち合いませんか?
フデリンドウ
ウラシマソウ
シュンラン
キンラン
ギンラン
サイハイラン
トンボソウ