運営者の紹介

ご挨拶

宮林茂幸

(東京農業大学 森林総合学科 教授/ナチュラルリングトラスト 代表)

日本の森林問題は、都会で暮らす私たちが、木材をもっと多く消費することが解決の鍵を握っています。都会で安全・安心に暮らすためにも、国土保全の基盤となる森林を健全にすることが求められています。薪という最もシンプルな木材利用を促進し、少しでも山が健康を取り戻していくことを期待しています。

木内正敏

(株式会社自然教育研究センター会長/ナチュラルリングトラスト 理事)

日本の自然は、人が手を加えてはいけないものから、人が適切に関わることで維持されていく自然など、様々なタイプがあります。人の暮らしに欠かすことのできない人工林や雑木林の自然は、適切な管理が必要です。持続可能な暮らし方が求められる今、国民が日本の森林に関心をもち、関わりの再生を進めて行くことが必要です。薪まきネットの活動を通じ、都会に暮らす人が、森林に関わるきっかけを作ることで、豊富にある自然エネルギーの薪を使う暮らしの大切さを理解いただければと思っています。

小出仁志

(ナチュラルリングトラスト 副代表/事務局長)

人が山に関わることで育まれてきた里山の自然が、経済的な理由で放置されています。何も知らなければ緑は多く、自然が豊かに見えるのですが、よく見ると、実は生き物も少ない、貧弱な自然になっています。いつまでもカブトムシやクワガタが多くいる里山を残していきたい。休みの日に、親子で森を守る作業を行うことは、未来に森の守り方を伝え残す大切な時間です。多くの方に参加いただき、里山の自然を守っていきたいと思います。

田畠麻帆

(ナチュラルリングトラスト スタッフ)

私たちが暮らすこの日本は世界有数の森林を保有し、国土の
66%である約7割が森という緑豊かな自然に恵まれた国です。
しかし、私たち日本人は、日本の木を暮らしに利用することは
ごく僅かです。それは何故なのでしょう?

全ての自然は循環する輪の中で共存しています。
次世代へと続く持続可能な暮らしのあり方を、体験活動を通じて
私たちと一緒に考えてみませんか?