埼玉県吉見町 ツリーハウスプロジェクト ヤマザキの森
この日の活動は、環境支援ポータル「緑のgoo」の活動支援を受けて行いました。
緑のgoo http://www.goo.ne.jp/green/
活動支援内容は、3月8日から28日までの期間、
Instagramへ「#緑のgooで森をまもる」のハッシュタグをつけて、春を感じる写真を投稿頂くと、
1投稿につき10円が環境保全団体に寄付されるというもので、
この度、私たちの団体が寄付対象に選んで頂き、
投稿総数1118枚分のご寄付を頂きました。
ありがとうございました!!
キャンペーンの詳細は
http://www.goo.ne.jp/green/campaign/spring2016/
まで
休日に、どこへ行くか、何をやるか、誰と過ごすかで、未来が変わる。
今回も、たくさんの人が様々な体験とともに小さな喜びを持ち帰ってそれぞれの家に帰っていきました。
2016年4月16日(土)快晴
遠い人は都心から2時間かけてヤマザキの森に集まりました。
緑が柔らかいこの季節に、心地よい太陽の光がふわっと広がり、
東京では決して感じることが出来ない高揚感を味わえます。
近隣をてくてくさんぽ
初めましてさんも参加し、まずは歩いて近くの自然を散策にいきました。
奥へ進むにつれて、緑がさらに濃くなり、湖に反射する太陽の光と
黄色い菜の花のコントラストを楽しむことができます。
歩きながら、メンバーの1人でもあるヨシさんに自然やこの土地の
歴史を教えて貰えるのも楽しみの1つ。
いつも話しのオチを用意してくれるユーモア溢れる自慢のお父さんは、
誰よりもヤマザキの森を愛しています。
一列で笹狩りヨーイドンっ
さんぽを終えて、ごちそうランチの前に一仕事。
みんなで一列になって笹を刈っていきます。
「真面目にやると疲れちゃうからゆっくりやってね~」と言われつつも、
鎌を持つといつも無心で刈り続けるメンバーのおかげで、30分で10メートル笹を刈ることが出来ました。
ヤマザキの森も、数年前は不法投棄が止まない晴れ果てた雑木林でした。
笹は生命力が強く、刈ってもすぐに伸びてくるのですが、
年間を通して数回刈り続けると、繁茂を抑制させることが出来ます。
笹の生育を後退させることで、笹以外の下草が育ち、美しい草地へと景色が変わっていきます。
ごちそうランチはたけのこづくし
「ご飯できたよー!」の合図で笹刈りはすぐさま終了。
たけのこご飯、山菜天ぷら、だし巻き卵(桜の花びら塩漬け入り)、
たけのこ煮物など春の里山のごちそうづくし。
いつもとびきりのごちそうを作ってくれるのはメンバーのマホさん。
前日仕事を終えて帰宅してから人数分の料理の仕込みを夜遅くまでやり、
朝早く起きて仕込みの続き、お昼頃になると釜に火をつけて
みんながお腹を空かせるベストなタイミングで仕上げをしてくれているんです。
あまりにも美味しすぎて食後はみんなぐっすり。
IT女子、斧を振りかざす
しばしの放心後、冬の間に切った木を薪にしていきました。
機械を使うことも出来るのですが、順番に初めての薪割りを行うことに。
IT系企業でバリバリの営業をしている女性も、保育園の先生も、
この時ばかりは一心不乱で斧を振りかざしておりました。
IT女子、本気のDIY
メインイベント、ツリーハウス製作は、参加人数も多かったので、
残る壁2枚を一気に仕上げました。
板を斜めに切ったり、釘をまっすぐに打ち込むのって難しいんですね。
ヤマザキの森のツリーハウスコンサルタント、マサがお休みのため、
設計図を見て四苦八苦しながら、最後は時間を延長して、日が沈むまでがんばりました。
次回は少し補修した後に、いよいよこの壁を上へ上げる作業です。
ツリーハウスをつくる、その先の夢
ヤマザキの森のツリーハウスプロジェクトは、
「荒れ果てた雑木林を昔のように明るい森にしたい。」
この土地の所有者であるご夫婦のコトバに、
この活動の代表であるヒトシさんが仲間を集めるために
「ヤマザキの森に、ツリーハウスをつくろう!」という夢を乗せてスタートしました。
地道なゴミ拾い、笹刈りから始まった活動も、あと少しで私たちの夢のひとつが叶いそうです。
「ツリーハウスをつくる」この夢の先には、「ここにピザ釜を作りたい」
「ツリーハウスコンサートを開きたい」「ツリーハウスを10個つくりたい」
地域の人も、都会の人も、
自然とここに集まった人が笑顔になれる場所をつくりたい。
そんな夢があるんです。
次回の里山活動
2016年5月7日(土)10:00~15:00
2016年5月21日(土)10:00~15:00
やること「自然観察・薪割り・ツリーハウスの壁制作と組み合わせ」
facebookページ:https://www.facebook.com/NaturalRingTrust/
この日の活動を、動画でまとめました。