埼玉県吉見町 ツリーハウスプロジェクト ヤマザキの森
やぶ蚊の季節が近づいてきました。
これが私達を救う6種の精鋭たち。
澄んだ青空と木々の新緑、木漏れ日の下で弾む会話の裏には、
運営者側の気配りと努力があることを忘れてはいけません。
いつもありがとうございます。(私は参加者の1人ですっ)
5/21(土)快晴
一年を通して一番活動しやすいこの季節に、天候に恵まれて活動出来る日が続いています。
里山さんぽでは、大きなスズメバチやへびいちごなど
冬には見られなかった里山の様子に参加者の「へぇ~」という声もより一層大きくなりました。
森の遷移をどんぐりに学ぶ
私達が普段目にするどんぐり。
秋に地面に落ちたあとは、やがてしっかりとした根をはり春には新芽が地上に顔を出します。
どんぐりは、カシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実ですが、
太陽の光を浴びないと育つことが出来ません。
この森は、今は一年中葉が生い茂る常緑樹の森なので、ナラの木などの広葉樹の新芽はやがてかれてしまうのだそうです。
お決まりのたぬきのため糞(共同便所)も見つけて、里山さんぽも終了。
ついに 笹の繁殖力 落ち着く
夏の間、あんなに私たちを苦しめた笹。
最近は、笹刈りタイムはお昼前の修行と化しているのですが、
今日は笹があまり生えていません。
そしてその茎は若く柔らかく、「サックサック」と刈ることが出来ます。
笹は繰り返し刈ることで、その強い繁殖力が落ち着いてくるのだそうです。
あぁ良かった・・・。
いちごをふんだんに使ったごちそうスイーツ
笹刈りしている最中に、ご飯班を覗いてみました。
いちご・・・!!!!?
いつもごちそうですが、今日もごちそうな予感。
活動地である吉見町は「いちごの里」と呼ばれる位、埼玉県では有名ないちごの産地なんです。
精米したてご飯のタコライス
ガン鉄君(アルミホイールで作ったコンロ)により強火のエネルギーがフライパンの上のお肉に注がれています。
ヤマザキの森の所有者である山崎さんは、お米やいちごの栽培をしており、
いつもここで食べるつやつやの羽釜ご飯は、もちろん精米したてのお米なんです。
思わず山盛りタコライス。
精米したてのお米って、なんであんなに香りがあって甘いのでしょうか。
いちごのタルトと珈琲屋さんの珈琲
そして今日のスペシャルタイム。
coffee time from Masahiro Kato on Vimeo.
自家焙煎店で働いている方が久しぶりに参加してくれて、しかも道具持参で森カフェをOPENしてくれました。
プロの珈琲とまほさんの手作りタルトを前にして、もう、幸せすぎて何も言えません。
薪割りの童(38才)あらわる
午後の薪割りでは、なんと初体験にしてコツをつかみ、一振りで丸太を真っ二つに。
そんなテツさんは、占いで「あなたは土です」と言われたことがあるそうです。
占いの意味は不明ですが、やっぱり土に近いと神秘的な力を発揮するんですね。
どれどれ?と私も試しに斧を振りかざしてみたのですが、
まさかの斧がバウンド。
思わず笑いころげてしまいました。
屋根の板をカットする そしてあと何枚?
さて、前回壁を上へ上げたので、今日は防腐剤を塗って、
ひたすら屋根の材料を切っていきます。
3名の初参加者もいて、140枚ほどの屋根材を切ることが出来ました。
ずいぶんカットしましたねぇ。
あと10枚位でしょうか?
「あとどれくらい切るの?」
「えーっと、全部であと400枚かな」
・・・
さぁ、「夢」を目指して次回もがんばりましょう。
今回の動画はインタビュー形式。ヤマザキの森ってどんな所?ってみんなに聞いてみました。
参加者大募集
1年に1回、フラッと参加するメンバーもいる。
そんなゆるさでコツコツ続けてきたツリーハウスプロジェクトも、もうすぐ終盤です。
笹刈りや薪割りなど、みんなで汗をかきながら、地域の人たちの「想い」も乗せて
みんなの「想い」を「カタチ」にしていく初参加さんを大募集しています。
次回の里山活動
2016年6月11日(土)10:00~16:00
やること「自然観察・薪割り・屋根作り」
facebookページ:https://www.facebook.com/NaturalRingTrust/