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ツリーハウスプロジェクト「ヤマザキの森を3階から見下ろしてみた」2016年05月29日


埼玉県吉見町 ツリーハウスプロジェクト ヤマザキの森 5/28(土)

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「社長!大変です!工期が大幅に遅れており、このままでは7月までに完成出来ません」

「なに?何か手はないのか?」

「急ですが、5月28日と6月4日に緊急作業を行いましょう。ただ、急なので、人が集まるかどうか・・・」

「うーむ。やらないよりやったほうが良いだろう。とにかく皆に声をかけてみよう」

 

 

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というやりとりがあったかどうかは分かりませんが、

とにかく秋には完成披露パーティーをやる!ということで、

急遽集まった数名のメンバーでツリーハウス製作のみを行いました。

 

 

 

屋根板をカットし続けたらのこぎり使いがうまくなった

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ただただ無心で切り続けて194枚、前回と合わせて338枚カットすることができました。

最初の頃は、まっすぐに切ることさえも出来なかったのに

すぐに腕が痛くなって1枚をカットするのにすごく時間がかかっていたのに

いつのまにかすんなりまっすぐとカット出来るようになっていました。

体験するって素晴らしい。

 

 

 

ハプニングは人生を楽しむためのスパイス

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屋根を支える長い木材を垂木(たるき)と言います。

この垂木がないと、凹凸が出来てしまい、屋根を葺く(ふく)ことが出来ません。

 

 

「あれ~?笑」

 

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途中、なんどもハプニングがあったようですが、

その都度下へ降りては修正を重ね、垂木の取り付け完了。

 

 

うまくいっている時に明るい雰囲気になることはよくあることですが、

うまく行かないことでさえ笑いに変えてその場を楽しむことが出来るっってすごいことだと思います。

 

 

 

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垂木の取り付けを終えて、ベニア板を貼っていきます。

私も屋根の上へ上がって打たせてもらいましたが、何度やっても最後まで打つことが出来ずに、

屋根の強度が落ちてしまわないように早々と撤退して撮影に没頭することにしました。

 

 

 

すべてのベニア板を打ち終わってひと騒ぎ

 

「3階の景色はどうですかー?」

「サイコー!」

ヤマザキの森を、上から見下ろす体験を満喫しながら打ち終えてふと気づく。

「どうやって降りようか?」

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デスヨネー。

 

 

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という事で、端っこのベニアをカットして降り口を作り

ちょっと届かないはしごが頑張ってくれるわけでもなく

 

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一生懸命足を伸ばしびくびくしながらなんとか全員降りることが出来ました。

 

 

 

梅雨対策

まもなく梅雨を迎えます。

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雨が吹き込んでこないように、屋根にはビニールシートを敷いて、窓はビニール袋で塞いできました。

なんともシュールな姿になってしまいましたが、作業は順調に終了。

 

 

 

参加者大募集

里山さんぽをしていたら、嬉しいことがありました。

「もうすぐ完成するわね。頑張ってね。」

道ですれ違ったのはヤマザキの森のご近所さんでした。

 

ツリーハウスが形になってきて、ここを通る人たちにも興味を持って貰えるようになりました。

誰かに応援してもらえるって、すごく嬉しいことですが、

この街の人に応援して貰えることはこの上ない喜びがこみ上げます。

人との交流で得られるあったかいキモチ、何かを体験することで得られるマナビ、

ここではそんなキモチやマナビを大切にしています。

 

 

 

見て聞いて楽しくなる動画になりました。ボリュームを大きくして覗いてみてください。

 

 

 

次回の里山活動

2016年6月11日(土)10:00~16:00

やること「自然観察・薪割り・屋根作り」

facebookページ https://www.facebook.com/NaturalRingTrust/