昨年に続き、2回目となった、世田谷の子どもたちを吉見の自然に触れる、
里山体験バスツアーを8月20日に開催。
普段は世田谷の二子玉川周辺の川や森に自然に触れあっている、
NPO法人せたがや水辺デザインネットワークさんに協力を頂き、
そこに集う親子31名が参加しました。
前日はスタッフで会場の設営。今回も吉見町役場に後援いただき、
旧山ノ下保育園の園庭をお借りしました。タープを設置した後は、
園庭の草刈り。廃園となった保育園なので、草が生い茂っています。
設営準備は丸一日。明日、子ども達の喜ぶ姿を思い浮かべながらの作業でした。
そして20日の本番当日。世田谷を8時半にバスで出発した参加者を迎え、
いよいよイベントがスタート。
午前中は、里山の生きもの観察。田んぼのまわりを歩きながら、昆虫やカエルの
採取を楽しみました。世田谷では見ることが出来なくなったトウキョウダルマガエルや、
カマキリやトノサマバッタ、エンマコオロギ、たくさんのトンボを捕まえて、大人も
子どもも大はしゃぎでした。
お昼は、スタッフ特製のカレーライス。イベントを協力頂いている、
(株)ヤマグレインさんから別栽培米コシヒカリを5升を提供いただき、
羽釜でご飯を炊いて頂きました。
お腹いっぱいになった午後は、竹の水鉄砲づくりとツリーハウス体験。
里山の自然を守るには、適度に人が管理することが大切でることを
紙芝居を使いながらお話もしました。
あっという間に時間が過ぎてしまい、そろそろ世田谷に戻る時間に。
最後は、お待ちかねのスイカ割りを楽しみました。
世田谷は23区では自然が多く残されているところですが、それ以上の
里山の自然のスケールを楽しんだ一日となりました。
参加者からは、もう吉見町には行きたくない!と思うまで、ずっとずっと
このイベントをして欲しい!!という感想も聞かれ、前日から頑張った
スタッフも報われました。
今回参加した親子が、吉見を好きになり、イベントの時以外でも
訪れてくれるようになれば嬉しいなと思います。
毎月第3日曜日は、ツリーハウスのある林の手入れを行う定例活動を
行っております。また、次回のイベントは2月に伐採体験を行う予定です。
活動に興味のある方は、是非ご連絡ください!