11月25日、小春日和の日曜日、子ども達に繋ぐ未来の森づくりをテーマに、
里山の人と自然の関わりについて体験を通しながら学び、皆伐跡地を森に復元するため、
子ども達と一緒に考え、実践するワークショップの2回目「森のデザイン」を
開催しました。
午前中は、八丁湖の自然散策。紫色に熟した実をつけるムラサキシキブや
イロハモミジの種、身体にくっついている種、はじける種など、植物の
繁殖方法や、木の名前の由来、手入れされている林と管理放置され笹や
アオキ、シュロなどが繁茂する話、森の構造などをお話しながら1時間
歩きました。途中、気付いたことや特徴などをワークシートに書き込み、
不思議に思ったことを次回までに調べて来る宿題にしました。
今日の里山ランチはカレー。薪に火をつけ、羽釜でご飯を炊く体験を
参加者にして頂きました。暖かな木漏れ日の林で食べるカレーライスは
最高です。
午後は、皆伐されたところを、森に復元するためのアイディア出し。
現場を見ながら、あーしたい、こうしたたら良いのでは、など、
色んなアイディアが飛び出します。
楽しめる森にしたいということになり、大人はミカンやレモン、
ベリーやクリの木など、収穫を楽しみたいというアイディアが
出たのに対し、子どもは遊具があって楽しめる森にしたいという
意見。なるほど、子どもたちは遊べるほうが楽しいですね。
ということで、木と木のあいだにロープを渡してジップライン、
切株と切株の間にスラックライン、そして林間にハンモックが
ある森を作ろうということになり、一部畑も作ってサツマイモを
育てたいという話も飛び出し、それぞれが思い描いたものを
模造紙に書き込み、テーマを「実がなる!遊べる!森!」。
参加された親子の感想をよしみ里山プロジェクトのホームページに
掲載しました。
http://yoshimisatoyamapj.localinfo.jp/posts/5309165
次回は、12月9日(日)。人と里をテーマに、ドングリ染めや
焼き芋などをして楽しい時間を過ごします。
是非、ご家族でご参加ください。