いよい伐採シーズン到来。雑木林の若返りを進めるため、木が目覚める前に、
数本のコナラを伐採し、薪づくりを進めます。
ツリーハウスPJ今年最初の活動を1月25日に行いました。今回は12名が参加。
嬉しいことに、昨年2月のイベント時に身重で参加下さったご夫婦が可愛い赤ちゃんを
伴って参加下さいました。未来の里山ガール!!
作業現場に向かいつつ、生き物が多く生息する環境や、雑木林の手入れと、
木を伐採する大切さを話しながら到着。今年初めての作業ということで、木に
お神酒をささげ、1年の無事をお祈りして作業をスタートしました。
伐採対象のコナラにロープをかけ、倒す方向に受け口を作り、反対側から
追い口を切り、倒れそうになったら皆で力をあわせてロープを引きます。
普段使わない筋肉はすぐに悲鳴をあげるので、交代しながら作業を進めます。
チェーンソーを使えばあっという間ですが、何十年も生きてきた木ですから、
感謝の念を込めながらノコでゆっくり倒してあげるほうが、私たちの活動では向いている
気がします。
ミシミシっとしたところで、ロープをひくと、狙ったところに倒れてくれました。
続いて丸太にする造材作業。梢の小枝を切り払う作業は、参加者が多かったので
あっという間に丸太が完成しました。気付くと棕櫚の葉を箒代わりに飛び散った枝を
片づけている参加者も。みんな、それぞれ作業を楽しんでいました。
お昼は、山の所有者の山崎さんが作った特別栽培米のコシヒカリを羽釜で炊いた
ご飯と、スタッフ特性の牛肉トマト煮込み。ロケットストーブの上に置いたダッジ
オーブンでグツグツ美味しそうな匂いを漂わせています。おいしいご飯と、ホロホロに
となランチタイムとなりました。
午後は、丸太を180センチに切りそろえる玉切り作業と落葉かき。サイズを測るため、
メジャーを渡そうとしたら、身長180センチの参加者が木に横たわってメジャー
代わりになって、みんなの笑いを誘っていました。小一時間ほどの作業で終了。
人数が多いと本当に作業がはかどります。
作業後は、おやつタイム。チーズや笹かま、オイルサーディンを燻製にしつつ、
豆をミルで挽いてコーヒーを淹れました。気付くと余ったご飯をおにぎりにして、
ロケットストーブで焼いていたり、あちこちでお喋りの花が咲いています。
参加者も大満足の心と体が豊かな休日となった幸先の良いスタートとなった
活動でした。