ツリーハウスプロジェクトのフィールドとなっている雑木林は、長年管理が放置されたことにより、笹藪と不法投棄の場となっています。
私たちは、かつてのようなすっきりした林の中が見渡せて、地面に太陽光が差し込む環境を取り戻し、多くの生物が生息する環境づくりを進めて、そこにツリーハウスや石窯をつくり、皆で楽しめる空間づくりの計画を進めています。
活動開始から1年が経ちましたが、相変わらず笹刈り作業をしています。初めての夏を迎えた7月の活動では、猛暑のなか参加者が来るかと心配してましたが3名(しかも全員女性!)が参加下さり、スタッフ合わせて6名で笹刈り作業を進めました。林の中は涼しいとはいえ、30分もするとタオルが絞れるくらいの汗が噴き出してきます。熱中症にならぬよう何度も休憩し、2時間ほど作業を行いました。長い間人が入らず藪となっていたため小鳥が安心して巣作りできる場となっていたようで、6月の活動ではメジロの卵がはいった巣、そして今回は最近このあたりで増えてきたガビチョウの青い卵が入った巣を見つけました。見つけた場所の周りは笹藪を残しましたが、はたして巣だってくれたでしょうか。。。
午前中の作業の労をねぎらい、午後はバーベキュー。庭先にタープを張り、農業用扇風機をフル稼働しながら肉や野菜を焼きました。今回のメインディシュは豚肉の塩窯焼き。卵白をまぜた塩を肉に塗り固め、ダッジオーブンで焼きました。味はご想像の通り、ビールがどんどん進みました。
8月は活動をお休みし、急に涼しくなった9月の活動では、横浜市から初参加の方も含め、7名の方に参加いただきました。この日は人数も多かったので笹刈り作業が一気に進み、道路際の部分も少しですがさっぱりしました。もうすぐ、いよいよ、ツリーハウス作りの段階に入るかもしれません。
この日のランチは、羽釜で炊いた栗ご飯。そしてスタッフ特性の蕎麦稲荷と季節の果物。庭先でもぎったイチジクも並びました。
お腹をみたしたら、丸太切りと薪割り作業。36センチくらいに丸太を切り、斧で薪割りをしました。横浜から来られた初参加の方は、子どもの頃によくやったと、きれいなフォームで次々割っていきます。若い参加者もその方の指導で薪割りに挑戦。はじめは腰が入らず、うまく丸太に斧が当たらなかったのですが、次第に様になっていきました。
次回は10月25・26日の1泊2日のキャンプイベントです。笹刈りや伐採体験、テントを張って秋の味覚の秋刀魚を焼いたり、ゆっくり語らったりと、とても楽しみなイベントを計画しています。
是非ご参加ください。